NCISニューオーリンズゆかりの地めぐり #5(2018年5月)

再びフレンチクオーター周辺に戻ります。
まずはルイ・アームストロング公園。正確にはトレメ地区ですが。ロレッタ先生宅の近所!

ここも2〜3度登場してます。その名の通りルイ・アームストロングの像があったり、マルディグラインディアンのモニュメントがあったり。そして公園内の広場のCongo Squareは、奴隷制時代、日曜に唯一与えられた自由時間に黒人奴隷たちが集まって、故郷(主に西アフリカ)の音楽を演奏した場所です。ニューオリンズの音楽はここで生まれたと言っていいでしょう。この公園もJazz in the Parkなど、真夏以外は各種イベントが行われています。

 

続いてはここ、ミシシッピ川を臨む遊歩道なんですが、S1E13放射性物質で殺されたリン少佐がランニングしてた場所。

なぜそんなマニアックな場所…って感じですが、実は同エピの冒頭リン少佐がこの辺りで「オーデュボンから5マイル(8キロ)走った」と言っており、「えー、そんなに近いっけ?」と調べたところ本当にそのくらいだった、ということがありまして。それまで完全にフィクションとして楽しんでいたドラマが俄然リアリティを帯びてきたため、ドラマ内のロケ地を本格的に探し始めたのです。 
そんな、きっかけにもなった場所。また、ここのベンチに座ってぼんやり川や街を眺めるのも大好きなので、行くたびにここに足を運んでニューオリンズにいる幸せを噛みしめています(笑)。

 

川沿いの遊歩道から川を眺めると、右手にはおなじみの橋、Crescent City Connection。

遠景の撮影のみならず、移動や追跡のシーンで映ったりS2E1の冒頭では爆破されたり地味にたくさん出てきます。本物はこの通り無事です!

 

そして川には蒸気船Natchez(ナッチェス)号。これもドラマで何度か映りこんでた気がします。

残念ながらS3E2冒頭でエルヴィスが居た船(Creole Queen)とは別の蒸気船です。
Natchezではジャズ演奏を聴きながらミシシッピ川クルーズ(昼・夜と食事付きプランもあり)もできます。決まった時間(出港前?)には船上の蒸気オルガン(カリオペ)で音楽も演奏されます。調子外れで間抜けな感じがほのぼのして素敵です。

 

川を背にして右手にはCafe du Monde。

この辺もよく映ります。パイロット前編では殺されたFBI捜査官がここでお茶もしてましたっけ。カフェオレとベニエ(四角いドーナッツ)が有名な観光の定番地、日本の旅番組でも頻繁に紹介されています。
Cafe du Monde、実はかつてダスキンが日本でもチェーン展開してたんですが、最近完全撤退してしまいました。残念。


カフェの前の通りはドラマでは容疑者逃走〜確保のシーンなどでよく映ります。知ってると「またここかい!」となりますが(笑)。NCISオフィスからも5分かからないくらいの距離なので、捕まえたらすぐ取り調べもできて便利!

 

そしてこの通りを挟み、Cafe du Mondeのはす向かいも定番観光地でありドラマにも何度も登場するSt. Louis Cathedral(セントルイス聖堂)とJackson Square(ジャクソン広場)

S3E1の冒頭の事件現場とかも、この辺ですね。

ちなみに馬に乗っているのはアメリカ第7代大統領のAndrew Jacksonです。

 

広場はこんな感じ。

ここ、S1E12(ボーリンさん初ゲスト回)では、犯人にビットコインでの取引を持ち掛けて待ち伏せしていたはず。

 

St. Louis Cathedralの裏手に回るとTシャツ屋さんのDirty Coast。

このお店はロケ地ではありませんが、セバスチャンがドラマで着てるTシャツはここのお店のものが多いです。ニューオリンズの街並やミュージシャン、ラジオ局(WWOZ)などがモチーフのTシャツなどが売られており、地元愛溢れるお店です。オンラインストアもあるけど、日本まで送ってくれるかは不明です、すみません…。

 

余談ですが、WWOZといえば、キングの机横のキャビネットやパットンのオフィスなどにこのラジオ局のステッカーが貼られています。以前は市内やオンラインストアでWWOZグッズも購入できたのですが、今回はお店が見当たりませんでした(Louisiana Music Factory内にポップアップストアっぽいのがあったのがなくなっていた。店員さんに尋ねたら「そういえばなくなったね。どこにあるか判ったら僕にも教えて」と言われた、笑)。
一応、ラジオ局に一定額以上寄付するとお礼にいろんなグッズは貰えるのですが…。

 

あと少しだけ続きます。