Rest in Peace, Ms. Marie Fredriksson
スウェーデンのバンド(デュオ)Roxetteのボーカリスト、マリー・フレデリクソンさんが12月9日に61歳で亡くなられました。
Time goes by so quickly. It’s not that long ago we spent days+nights in my tiny apartment sharing impossible dreams. And what a dream we eventually got to share! I’m honoured to have met your talent+generosity. All my love goes to you+your family. Things will never be the same. pic.twitter.com/MQwkjEozl3
— Roxette (@TheRealRoxette) 2019年12月10日
日本のYahoo!ニュースにも訃報が掲載。
ちょっと意外だったのが、BrianMayComさんのツイッターでも触れられてました。
SAD NEWS: @BBCNews - @Roxette singer #MarieFredriksson dies, aged 61 https://t.co/aQMAQVWir9
— BrianMayCom (@brianmaycom) 2019年12月10日
クイーンとは特に接点なさそうだけど、どこかで交流があったのかな。
多分彼らの曲で一番有名なのは、映画Pretty Womanの挿入歌It Must Have Been Love(邦題「愛のぬくもり」…微妙)でしょうか。日本でめちゃくちゃ有名なバンドって訳ではないけどスーパーマリオの映画のAlmost Unrealとか、アメリカでも流行ったThe Lookあたりは聴けば知ってる!という人も結構いるかもしれません。
Roxetteは昔から大好きで、1度だけあった来日ツアー(もう20年以上前!!)にも行ったことがあり、その後もニューオリンズ音楽ほどのテンションではないですがずっと追いかけてました。今ほどネット通販やサブスクリプションが発達してなかった頃にスウェーデン出張に行った際にはペールさんのソロCDを大人買いしました。
Yahoo!ニュースにもあるようにマリーさんは長年脳腫瘍を患っていて、何度かステージに復帰したことはあるものの、この数年はドクターストップもかかり実質的に引退してました。なので訃報はビックリするような話ではなかったのですが…やっぱり寂しい。心のどこかで「また復帰してくれないかな」という思いはずっとあったし、仮に復帰が無理だったとしても、亡くなるには若すぎる年齢です。でも一方で、本当に闘病生活が長かったので、辛さから解放されたのは悪いことじゃなかったはず、そう思いたいです。
幸い…というのもなんですが、相方のペールさんは今も精力的に活動しており、Roxette結成前に組んでたスウェーデンのバンド、ユーレネティーデルを再開したり、別ボーカルでRoxetteの曲をやるツアーをしたりもしています。これはクイーンのボーカルと同じで色々賛否両論あるんだろうけど、私はやっぱりペールさんご本人が望むのなら演り続けて欲しいな。確か欧州中心で回ってて日本に来ることはないだろうけど、いつか観に行きたいなぁと思ってます。ここ数年はリソースをほぼニューオリンズに振ってるので難しいかもしれないけど、観たいものは「いつか」なんて言ってちゃいかんのよね…ホントに。
好きな曲いっぱいありすぎて選ぶの悩んだけど、あえて定番をちょっと外してマリーさんボーカルで特に好きなのを2曲。パワフルなイメージがあるけど、こういうソフトで優しい曲を歌っても素敵でした。
アルバムRoom Serviceから、Milk and Toast and Honey
アルバムHave A Nice Dayから、It Will Take A Long Time
マリーさんのご冥福をお祈りします。