NCIS: ニューオーリンズ (S2E23)

The Third Man / 第三の男

海軍のマスター・ダイバー、チャールズ・グリーン兵曹長の遺体が海岸に打ち上げられた。遺体には魚にかまれた傷に加えて何かに強くぶつかった痕が見つかる。一方、捜査を開始したNCISのもとに国土安全保障省のルッソ捜査官が現れ、ニューオーリンズに支局を開設することになり、その指揮をとることになったと話す。(スーパー!ドラマTVサイトより引用)    

 

店長候補者をパットンと一緒に面接するキングですが、こだわりが強すぎてなかなか見つからない。パットンも「ええ加減にせえ」って感じでした。

 

今回の被害者はシールズ隊員に潜水訓練を行うマスター・ダイバーのグリーン兵曹長。溺死体のようだがそんな人が溺れるとは考えにくく、傷跡などから事故か事件が疑われます。正確なロケ地は不明ですが、海で亡くなったようなのでメキシコ湾岸のどこかでしょう。

チームが捜査を始めるとオフィスに現れるルッソ捜査官。DHSがニューオリンズ支局を開設するのに、マシューズ中将に代わって指揮を執るとか。なんでメールの返事くれなかったのーと言うルッソに満更でもないブロディ。いい雰囲気になっちゃってます。

 

セバスチャンがグリーンが事故にあったとおぼしき場所を分析して、船を出して近辺を捜索に出たキング、ちょっとCSIマイアミのオープニングのホレイショか!って感じでしたね。グリーンの船を見つけて中を調べたところ、血痕と、キングたちに銃を突きつける血まみれの男が。明らかに精神が錯乱している感じで、腕のタトゥーから彼が海兵隊出身と察したキングがなだめて落ち着かせました。

彼はバックリー中尉、グリーンが潜水指導をしていた元軍人で、PTSDを患っており事件当時の記憶もあやふや。キングが熱心に思い出させたことやロレッタの検視、セバスチャンのプランクトン分析などから事故現場がさらに絞られ、ラサールが付近を潜ったところ(ここはデルコですね。ってなんでもマイアミにこじつける私)、犯行を撮影していたビデオカメラが見つかります。船酔いセバスチャンが可愛かった。

ビデオにに写っていた潜水艇は麻薬密輸に使われており、グリーンはぶつかって事故死、目撃したバックリーは口封じに狙われたのでは?と思われ、潜水艇のソナー記録を見るためにブロディがルッソに依頼。すると、メキシコのテロリストの可能性もあるとかでDHSと合同捜査になります。

グリーンの船にあった血痕のDNAから該当しそうな女性を訪ねると、そこには怪我した女性ジュディとその夫アーサーが。

彼らのいた家はここですね。

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City Park近くの住宅地で、確かにテロリストが潜んでるとは思えなそうな場所。

アーサーは発砲して逃げるがジュディの身柄は拘束。ジュディが隠れ家の場所を吐くも罠で、オフィスに残るブロディたちがアーサーに襲撃されます。しかし間一髪でルッソに助けられてキュンキュンなブロディ。しかし私はそれよりオフィスがめちゃくちゃに破壊され、キングはどこで暮らすのかが気になってしまいました。

アーサーの遺体からは高性能爆薬の痕跡が見つかり、彼らが潜水艇で持ち込んだのが爆弾と判明します。

その夜ブロディがルッソを訪ねてイチャコラしそうな所へジュディがすべて話すとの電話があり、取り調べ室へ行くルッソ。ジュディに「わかっとるよな」と言いたげに薬を差し出し、ジュディは「あなた、連絡員だったのね…」と怯えて観念し、薬を飲み込みます…ってこれ、スパイの自決やん! やっぱりルッソ胡散臭い奴やん! ブロディ逃げて〜(涙)なエンディングでした。もともと違和感あったし、特に潜水艇が偶然見つかったとかタイミング良すぎ…ていうかこのタイミングでニューオリンズ来るとか!などなど、前回から微妙に引っかかる点がちりばめられてましたが、動機とか背後の組織とかが何も見えないので、この辺は最終回で明らかになるのを期待しています。

 

なお、バックリーは「やり直すチャンスが必要」ということでなんとキングのバーの店長に就任。登場時からこの人実は結構イケメンだなーとか思いながら好感を持って観ていたので、嬉しいキャスティングです。パットンは美人なバーテンダーカミーユを紹介したり、サゼラック・バー(Roosevelt Hotel内にある、ロレッタもお気に入りの老舗バー)から引き抜いてくるよ!と張り切ったりしていただけに納得いかなそうだったけど。でも仕事できそうな店長だし、バンジョーも上手いとか。お店で働いてる時は表情もスッキリして素敵でした。