New Orleans Travel Tips #2

■ 移動手段(公共交通、ライドシェア)

空港に着くと、レンタカーを借りるか、現地にアッシーくん(死語)でもいない限りは何らかの公共交通やライドシェアのお世話になる必要があります。

少なくともニューオリンズに関しては個人的には「ライドシェアほぼ一択!場合によっちゃタクシーもまあアリ」ですが、一応、空港⇔市内の交通手段について幾つか書いていきます。

 

ライドシェア

日本では法律や既得権の壁などありなかなか広まりませんが、海外ではかなり一般的なサービスになっているライドシェア。結局白タクでしょ?とか言われたりするけど今のところ私が使った範囲では何の問題もないどころかむしろ便利で、もうタクシーには戻れません。電話で呼ばなくていいし流しのタクシーに無視されて嫌な思いしなくていいし事前に料金判ってるし行き先をわざわざ伝えなくていいし(確認くらいはされるけど)アプリ決済で現金不要だし、評価システムもあるのでタクシーより外れドライバー引くリスクも低い。強いてデメリットを挙げるなら、ジャズフェスの終演直後など需要が高い時間帯にタクシーよりだいぶ高くなることもある、くらいかな。

 

世界中で色んなライドシェアアプリがリリースされてますが、ニューオリンズでは今のところUberLyftの二択になるかと思います。どっちも使い方は基本的に同じです。アカウント登録時に電話番号認証があり、

 Lyftは現時点で日本でサービス提供してませんが、日本の電話番号でも認証可能です(なお、一度認証しちゃえばsim入れ替えて番号変わっても使えます。私は新しい番号手に入れる度に一応毎回情報更新してますが)。Uberも、もちろん日本の電話番号で認証できます。アメリカでGoogleMapで道順検索すると、その時のUberLyftの価格帯が出てきて、それが時々結構差がある(しかも大抵Lyftの方が安い)ので、どうせなら両方登録する方がお得かと思います。あとこれは個人的にだけど、Lyftのアプリの方が何となく使いやすい気がします。

 

おそらく主要な空港はどこも同じだと思いますが、タクシー乗り場同様、ライドシェア用の車の乗り場があります。ルイ・アームストロング空港では、バゲッジ・クレイムの後、外に出て目の前の道路を渡った所にあります。

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こんな感じで看板が出ているので多分迷わないかと。

なお、空港内はfree Wi-Fiが使えますが、乗り場まで届かないので、ネット接続手段を持たない人は諦めてエアポートシャトルかタクシーを使いましょう。そのうち乗り場もWi-Fi届くようになるといいんですが。

 

エアポートシャトル

昔は何度かお世話になりました。当時とシステムが同じなら、事前にオフィシャルサイトから予約が必要です(空港にもカウンターがあるのでその場で予約も可能かも。未確認です)。あと予約の時に乗降する行き先(ホテルや観光施設など)をプルダウンメニューから選択するので、AirBnBや友人宅などに滞在する場合(=プルダウンに含まれていない施設に泊まる場合)は使えないかもしれません。もう長いこと使っておらず、今は状況変わってるかもしれませんが。そして複数の人を順番に降ろしていくので、ルートによってはかなり時間がかかります。値段も、2人以上で移動するなら1人あたり価格はタクシーとあまり変わりません。

じゃあ一体なんのメリットがあるのかというと、一人旅なら多分いちばん値段が安いのと、あとこれは私は昔何度か利用した最大の理由ですが、タクシーに1人で乗らなくていいというのがあります。タクシーは一応市内まで均一料金ですが、当時は結構悪質なぼったくりドライバーもいるという話を聞いていたし(例えばもし法外な料金を要求された時に英語で毅然と交渉できるかというと難しい)、フライトが大抵が夜間早朝なので時間帯的に若い女性(当時)が1人で乗るのもちょっと抵抗がありました。シャトルは他の旅行者と相乗りだし支払いは事前のカード決済なので、その手のリスクは減ります。あと今みたいにsimフリースマホなんてない時代で、タクシー呼ぶのも面倒だったんです(携帯のローミングでタクシー会社に電話とか、ホテルで呼んでもらうとか…ほんとー便利な時代になりました)。

 

タクシー

タクシーは、日本と同じで空港から乗る分にはタクシー乗り場にどんどん来ます。いくつか会社があり、昔は地元民にユナイテッドキャブ(United Cab)をよく勧められたので(ぼったくりがないらしい)、市内で流しを捕まえる時や電話で呼ぶ時はユナイテッドを選んでました。空港⇔ニューオリンズ市内は会社にかかわらず均一料金(それ以外の場所に行きたい場合は不明)です。悪質ドライバーが…とか上述しといてあれですが、今まで何度も乗ってるけど一度も嫌な目、危険な目に遭ったことはなく、むしろフレンドリーなおじさんが多いのでそこはあまり心配しなくていいかと。ただ、(今はさすがにないと思うけど)昔は現金支払いのみのタクシーが主流で、乗る前にカード決済できるか確認したり、電話で呼ぶ時にカード決済可能な車両を指定したりしてました。時代だなぁ…と思いきや、去年乗ったタクシーはなんと海外(アメリカ以外)のクレジットカードで決済ができなかったので、タクシー乗るなら念のため手持ちの現金に余裕を持たせることをおすすめします。

 

おまけ。Lyftアプリの使い方

基本的にUberと同じですが、日本では馴染みがないので簡単に説明しておきます。ご存じの方は読み飛ばしてください。以下、iPhoneでの操作ですが、多分Androidでも大差ないと思います。

 

アカウント登録後、アプリを起動すると周辺地図が出ます(当然ですが位置情報の取得は許可しといてくださいね! あとGPSの調子悪いならキャリブレーションしとくといいかも。方法は適当にググってください。それからプッシュ通知もオンにした方がいいでしょう)。

 

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Search destinationの所に行き先を入力します。施設名でも住所でもOK。

 

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場所が微妙におかしい、呼んだ後に移動してそこで拾ってもらいたいなど、現在地とピックアップ場所が異なる場合、Startに手入力もできます(おまけ。最近別件で試してみたんですが、日本にいながらアメリカの配車をリクエストもできるみたいです)。

滞在するホテルなど、何度も使う場合は登録もできます(上の図のHome、Work)。

 

行き先を決定すると、ルート、料金、およその所要時間が出てきます。

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(割引表示が出てるのは、ちょうどセール期間だったためです。)

料金は時間帯などによってちょくちょく変化します。あれ、随分高いな?と思ったら、時間があるならしばらく待って再検索すると安くなってることもあります。高いか安いかは、GoogleMapで検索するとGood deal(お得だよ)とか出てくるので参考にしてください。

時間と料金に納得したら決定すると近くのドライバーに連絡が入って、拾いにきてくれます。

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ドライバーの名前とプロフィール写真に車種とナンバーが出てきます(顔写真の下の数字は各ドライバーの評価。★5.0が満点です)。ちなみに、ドライバーさんもこちらのアカウントのプロフィールを参考に探してくれるので、ある程度顔が鮮明にわかる写真を載せた方が親切だと思います。ネットに公開されるものでもないので。なお、LyftUberの車はフロントガラスにロゴのステッカーを貼っています。Lyftはこのようにピンク背景ですが、大勢が車を呼ぶ場所などで自分が呼んだ車を特定しやすくするため、ダッシュボードに緑やオレンジなどに光るロゴのステッカーみたいなのを設置している車もあり、その場合はドライバーさんの画面でその旨説明が出ます。これが特に夜間などはわかりやすいです。私が知る限りUberでこの手の車に当たったことはなく、その点も私がLyft推しな理由の一つです。

 

ドライバーが近くまで来ると通知が来ます。

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ドライバーさんのプロフィールなどを頼りに車を探して乗れば(混んだ場所などでは向こうも探してくれることも)あとは黙ってても目的地に連れて行ってくれます。名前と行き先を念のため確認くらいする人、おしゃべりな人などもいますが。

 

目的地で車を降りたらまた通知が来て、支払いをします。運賃プラス任意でチップを払います。ライドシェアはチップ不要なのが面倒でないから受けた…みたいな話を昔聞いた気もするんですが、今は結局チップ制みたいですね。日本人にとってはホントに解りにくいし面倒なので、必要なら最初から上乗せして請求しといてくれよ!と思うんですが。

そのあと評価を★1〜5で選び(特に問題なければ5を付けてます。ていうか5以外付けたことない)、「車が綺麗(clean car)」、「会話が楽しい(fun conversation)」みたいなタグを選択したり、ドライバーへメッセージを追加したりもできます。評価以外は任意なので面倒ならスルーできます。

これで運賃が登録したクレジットカードにチャージされて終わりです。