【蔵出し】Jazzfest 2010 - April 29 pt.2

【 シリル祭り!】

フェス1日目を終えて、いったんホテルに戻る。
…と言いたいとこですが、その前の明るいうちに夜のシリルさまライヴの会場を下見です。
ホテルから歩いて5分足らずの場所なんですが…尋常じゃない方向音痴ですからね。
まして異国、しかもここは大丈夫、と聞いてるエリアとはいえNew Orleans。うっかり危ない所に迷いこんだら大変(どころじゃ済まない)。
念には念を入れて、です。
んで、念入れすぎたのか道々でなぜかサンダルが壊れました。
替えの靴の用意があってよかった…。

そして今度こそホテルに戻り、シャワーを浴びる。
日本の夏に近い気候で、晴れた空の下で日中を過ごしたので、汗でべたべたです。
こんなコキタナい状態でシリルさまに会いになんて行けないわ!と。
これでも乙女なんです私(キモいですかそうですか)。
って、単純にサッパリしたかったんだけど。


汗も埃も落とし、つるんとスッキリすると既にいい時間。
これは急げ!とばかりに会場に向かいます。
日本人らしく、律儀に開演10分ほど前に着いて中に入ると…会場ガラッガラ。
お客さん、10人もいないくらい。

…うそぉ?

なんでこんなに人少ないの?? シリルさまだよ?! Nevilleだよ?!!という軽い混乱と、えー、コレって余裕で最前列ど真ん中で観れちゃうじゃん!というミーハーな喜びが同時にやって来ました。
とはいえ一番前を早々に陣取るのもバカバカしいほどの空きっぷりだったので、とりあえずカウンターでビールを注文し、ロビー(みたいなところ)のベンチに座って「シャワー上がりのビールは美味い!」と、オヤジばりに飲んでいると…


…あ…あ……チャールズ兄さんだっっ!! again


なんと、入り口付近にチャールズ兄さんがいるじゃないですか!
なにこの昨晩と同じ展開。

どうしよう…とか思いながら座ったまま見守っていると、チャールズ兄さんがこちらへ歩いてくる。
ででで、何と私を見つけて「Oh!」てな具合で笑いかけてくれたのです。
「また会ったね~」と。

ぎゃ~~~~!!
憶えられちゃってるし~~~~!!!

まあ、昨日の今日であんだけ騒げばイヤでも印象に残るってもんなのでしょうが。
嬉しいやらお恥ずかしいやら。

そして私もここまでくれば開き直る(笑)。
来ちゃいました~、と答えてスマイル返し(?)、さらに「今日、ジャズフェスでDumpstaphunk観てきました! カッコよかったです!」と、Neville好きをアピール。それを聞いて喜ぶ兄さん。
気を良くした私は、BrothersもDumpstaphunkも日本に来て欲しい!と続けたところ
「Yes, of course!」てな感じでウィンクしてくれましたよ。
きゃ~~~ん♪

ああ、今書きながら思い出すだけでドキドキするわ♪♪

てかチャールズ兄さん、Yesって言ったよね!? しかもof courseまで付けて!
聞いたよ、聞いちゃったよ!!
あーホントに来てくれないかな。
ツアーの行き先を決める際は是非、地元まで追っかけてきたクレイジーなジャパニーズファンのことを思い出して日本行きも前向きに見当していただけると嬉しいです。
そうすれば、ミーハー全開でがんばった(何を?)甲斐があるってもんです。

#ちなみにいかにもスムーズに会話しているかのように書いてますが、多分に妄想で脚色しています。本当に通じていたのかは神のみぞ知るということで。


しばらく後、シリルさまも鮮やかなオレンジのTシャツ姿で颯爽と登場したのですが、携帯電話でなにやら話しながらトイレに入って行き(笑)、そのままあわただしく楽屋らしきところへ去っていきました。
出演者もお客も同じトイレを使うのね~。
私の場合性別違うからありえないけど、トイレ入ったら中でシリルさまが電話中でビックリ、なんて可能性もあるわけだ(笑)。
でも、どうせならもうちょっと違う場所でバッタリ会いたいものです。贅沢言えないけど。

しかし、開演10分を切るような時間に出演者が楽屋外をふらふらしてるって、どういうことなんだろうか。。
まあ、深く考えるのはよそう。


そんなできごとがありつつ、気がつけば開演時刻はとっくに回り、ようやく人も増えてきて…そろそろ行くかと、フロアに戻る私。
それでもステージ前で待ってる人なんて2~3人しかいなくて、余裕で最前列ど真ん中ゲットです。
みんないいの~?
私ががっついてるだけ? もしかしてみっともない??
でもいいよ、シリルさま前で観たいもん!!


てなわけで続きます。
ジャズフェス日記、いつになったら終わるんだろう。

 

2018年雑感:

Tipitina's French Quarterは今は閉鎖されています。確かN. Peters Stにあったはず。ジャズフェスは時間通りの進行だったのでその感覚で夜のライブハウスに行ったら開演時間直前なのにほとんど人がおらず、間違ったのかと一瞬すごい焦ったのを覚えています。

会場下調べとか、当時はスマホ持ってなかったしGoogle MapもUberもなかったので、今よりこまごまと大変でした。