New Orleans Jazzfest Tips - 概要・気候と服装

概要
アメリカ、ルイジアナ州ニューオリンズで開催されている、2019年には50周年を迎える老舗音楽フェスティバル。
毎年4月末〜5月頭の2週にわたって週末に開催されます(第1週は金〜日、第2週は木〜日)。私は第2週の4日間に参加しました。
会場はFair Grounds Race Course & Slotsというニューオリンズ市内の競馬場です。フジロック(行ったことないけど)みたいに山道とかなく平坦だし、競馬場という限られた空間内でのイベントなので、フェス初心者にも優しいんじゃないでしょうか。キャンプ場とかはなく、市内のどこかで宿を取って通う感じです。野外フェス慣れしてる人には物足りないかもしれませんね。
ラインナップは、例えば2018年のヘッドライナーはAerosmithやRod Stewart(Aretha Franklinが予定されていたのが健康上の理由でキャンセル、代わりにRod Stewartが出演)、Stingなどなど一見普通のロックフェスですが、私にとっての最大の魅力はなんと言ってもニューオリンズの地元ミュージシャンが大量に出演すること。私のお目当ては9割方ここですが、特にそこに興味がなくても普通に音楽フェスとして十分楽しめる豪華なラインナップだと思います。
ステージは大小合わせて10くらいあって、他にクラフトや衣類、楽器などが売られていたり、パレードが行われたり、飲食店のブースなどがあったりです。食事やクラフト、パレードなどにルイジアナ州の文化が比較的色濃く反映されているのが、特徴といえば特徴かもしれません。他の一般的な音楽フェスを知らないため、比較の対象がなくよく解りませんが。

 

気候と服装
気温、湿度は日本の夏とほぼ同じ、つまり暑いです。今年は連日30度越えました。最近の日本は猛暑日も多いため数字だけ聞くと大したことなさそうですが、4~5月の爽やかな気候に慣れた身体で突然放り込まれると結構厳しい。そして、今回はなかったですが、亜熱帯らしいスコールも時々降ります。えげつないレベルで降ることもあると聞いてます(ジャズフェスは雨天決行だけど、スコールで一部公演が突然キャンセルされることも)。
服装は、日本の真夏のアウトドア仕様ということで日焼け止めは必須、日差しも強いので帽子やサングラス、日除けの薄手スカーフとかもあるといいかと(帽子はむしろ必須レベルかも)。日傘は、禁止ではないみたいだけど、人が多いとやはり迷惑かな~。ニューオリンズではパレードの時にミニパラソルを振りながら歩いたりするので、その程度の傘ならありかもしれないけど(街の土産物屋とかで売ってます)。
虫除けは一応ハーブ系スプレー持って行ったけど、全然気にならないレベル。フェス含めて、滞在中そういえば一度も刺されなかったです(ただもともとあまり蚊に刺されない上、昼間はお酒も飲んでないので狙われなかっただけかも)。

足元は、歩きやすさを追求するならスニーカーやウォーキングシューズですが、競馬場なのでトラック部分は土です(トラック以外は基本芝生)。雨が降るとドロドロになるので泥水とかしみ込んで結構悲惨かもしれません。簡単に洗い流せるビーチサンダルなどの方が無難かも。私は洗っても履き潰しても惜しくない安サンダルを2足持っていって、毎日交互に履いてました。雨にはほとんど遭いませんでしたが、その分土埃がすごく、毎晩洗ってました。移動量は、iPhone歩数計によると夜遊びも含めて毎日16000~18000歩くらいです。

雨に備えてポンチョもあると便利ですが、いかんせん温度も湿度も高いので、長時間着てると蒸し風呂状態でクラクラします。いっそ雨水を浴びた方がひんやりして気持ちいい、ずぶ濡れになったら売店でお土産兼ねてTシャツ買うよ!とかもありかもしれません(私はしたことないけど)。あるいはその時間帯に特に見たいものがなければ、屋根のある(テント形式の)ステージで雨宿りもできます(考えることは皆同じなので混みますが。そしてあんまり混むとたまに入場制限されますが)。