NCISニューオーリンズゆかりの地めぐり #14 (2019年1月)

Algiers〜Federal City編その1。

フレンチクオーターのある方からミシシッピ川を渡った向こうにも結構ロケ地があります。

ニューオリンズに観光で行く人はほとんどがフレンチクオーター側に泊まると思うのですが、川を渡る公共交通にはフェリーとバスがあります。と言っても川向こうは基本住宅地で特に観光施設などもないし、Federal Cityに至っては軍関係の施設ばかりで観光という意味では本当に何もありません。それでも強いて言うなら、例えば数十ドル払っての蒸気船クルーズは特に興味ない人でも、片道2ドルのフェリーで川を渡ってフレンチクオーターを眺めるのは悪くないかなと(でも蒸気船クルーズも楽しいですよ!)。そしてフェリーの降り場のすぐそばにはOld Point Barといういい感じのバーがあるので(昼間から開いてる)、川沿いを散歩してバーで軽く一息ついて戻ってくるのはお天気良ければアリだと思います。

 

そんなわけで、私も行きはフェリーで川を渡りました。乗り場はUptownにもありますが、フレンチクオーターからならここ、Canal Stの乗り場がいちばん行きやすいでしょう。

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ここから並んで乗船。

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下のデッキに降りると景色が見やすいです。

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ただ、結構激しく水しぶきが飛んでたので濡れたくない人はお気をつけください。

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そしてものの数分で着いてしまうので写真撮りたい方はお早めに。

 

まずは今回川を渡った最大の目的、ロレッタやセバスチャンの職場であるジェファソン郡検視局、Jefferson Parish Coroner’s Office。

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残念ながら看板は出てませんでしたが。実際には介護施設なようです。

 

そしてS1E19、モルグ立てこもり事件の回で対策本部に使われたカフェが検視局の斜め向かいにあるこの建物。

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番組内ではカフェでしたが、実際には英仏のバイリンガルスクールみたいです。あまり詳しく知りませんがルイジアナ州には今もフランス語を話す地域があるらしく、ニューオリンズではフランス語はわりと身近な印象です(と言ってもフランスで使われてるものとはだいぶ異なるようですが。カナダのケベックみたいな感じかな?)。フレンチクオーターの通り名のプレートはフランス語だし(そもそも"フレンチ"クオーターだし)、食べ物の名前もベニエ(begniet)やエトゥフェ(etoufée)などフランス語が使われてます。バイリンガルスクールも結構需要があるのかもしれません。

 

そしてS2E5 パーソンズ登場回の犯人(お気に入りの女性に近づく男性を次々と危険な目に遭わせていた頭のおかしなピアニスト)の自宅。

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以上の3か所は、フェリーの降り場からぐるっと一周してもせいぜい15分くらいです。

 

ここからFederal Cityへは公共交通機関はないのでUberLyftを呼ぶか、歩いても30分足らずです。私は今後よほどのことがない限りここまでは来ないと思ったので、せっかくだし歩くことにしました(シェアバイクはエリア外です。フレンチクオーターから追加料金払ってフェリーに乗せれば使えなくはないけど)。

普通の住宅地なので、明るい時間なら徒歩で特に問題なさそうでした。ただ観光客が少ないからか、よそ者の私が歩いてるとあちこちで犬にめっちゃ吠えられました。

 

というわけでもう少し続きます。次で最後。