Jazzfest 2018, May 5 #3

夜の部は前日に続きTipitina’sでHoney Island Swamp Band!
…だったんですが、開演が少し早めにもかかわらず割と時間通りに始まったらしく、私も渋滞その他で少し遅れたうえ入場に手間取るとか色々やってるうちに会場入りが遅くなってしまい。あんまり聴けなかった(号泣)。
なんだよ、普段開演時間どおり始まること滅多になくて軽く30分は辛抱強く待ってんのに、なーんで私がちょっと遅れたHISBの公演に限ってサクサク始まってんだよ(号泣)。
今回はジャズフェスのスケジュールといい、HISBに関しては不完全燃焼なことこの上なかったのが、今でも心残りで仕方がありません。次回のニューオリンズ行きの際(いつ?)には、彼らのスケジュールをしっかり検討した上、そこ最優先でで旅程組みたいと思っています。うまく行くといいな…。

 

で、続くNorth Mississippi Allstars、正直1ミリも期待してなかったので(すみません)、場所変えてJon Cleary観に行こうかな~とか思ってたんですが、せっかくだから少し聴いてみようととりあえず残ることに。
実はNMAは昔ブルースカーニバルがまだあった頃、麗蘭バディ・ガイが出演した年に来ていて、その時全然印象に残らなかったんですね。なのでしつこいようだけど1ミリも期待してなかった。だったのに…え~~~~っ、めちゃかっこいいじゃん!! 当時の私の耳がポンコツだったのか彼らの音楽が変わったのか、今となってはわかりませんが、とにかくすごくいい。こりゃアーロンおじさんもお勧めするわなと。当然オリジナル曲はいっこも知らんのだけど全然問題なく楽しいし、You Gotta Moveのカバーとかも相当かっこ良くて、この時は演奏始まったらステージ袖からサムさんも出てきて(今日はオーバーオール!)、隅っこでノリノリだったのが可愛かったです。なんかこの時に限らずだけど、ニューオリンズのミュージシャンてほんっっっとに音楽好きなんだな~というのが折に触れて伝わってきます。そういうところも大好きです。
で、Jon Clearyが前売り完売、当日券も残りわずかだった…というのもあったけど、結局そのまま最後まで残って、たっぷり楽しませていただきました。

f:id:crescentagency:20180606151358j:plain

予想を裏切るかっこ良さ!

 

いやはや、一度ピンとこなかったからと言ってそのまま切り捨ててしまうのは危険ですね。Metersだってある日突然どハマりするまでは、ようわからんかったもんね。というわけで、NMAは近いうちにあらためてちゃんと聴いてみるつもりです。

 

そうそう、前日の宣言どおりHISBのTシャツに着替えて出かけたんですが、アーロンおじさんは「わー、ホントに着てきてくれた!」と見つけた瞬間笑顔でハグ。えっと、慣れ慣れし…じゃなくてフレンドリーだなぁ。イケメンだから全然OKだけどね! (ていうかこういうキャラの方だったのは正直ちょっと意外でした。ステージ上ではそんなに愛想良くないし。)
そして少し話しているうちにニューオリンズからの来日ミュージシャンの話題になり近々Soul Rebelsが来日する話に。そしたら「Soul Rebelsいいよね!」と。これはかなり意外でした。なんていうか、そっち方面はクリスミューレおじさんあたりが担当だと思ってたので。アーロンおじさんはもっとカントリー方面の方なのかと。でもサムさんもOtraはがっつりラテンだけどTrue Believersは全然そんなじゃないし、各人の中に既にいろんな音楽があって、そういう人たちが5人集まることであの奇跡のミクスチャーが生まれたのかもな~と。何気ない会話だったんですが、ニューオリンズのミュージシャンの奥深さを感じた瞬間でもありました。
話それるけど、この感じはちょっとクイーンと通じるものがあるかもしれない。メンバー各自、コアとなる好きな音楽はありつつも色んな音楽への造詣があって、それがバンドになることで奇跡的な融合を遂げる感じ。ツッコミどころ満載で愛すべきキャラクターな点もちょっと似てるし。

そして、ついでに勇気を出してあることを尋ねてみた私。
「あの…俳優のクリス・オドネルさんに似てるって言われませんか??」
ああああ、訊いちゃったよ訊いちゃった。
だってだって、昔からずっと、めっっっちゃ気になってたんだもん…。
でも身近にHISBとNCISLA両方知ってる人っていないし、誰かにわざわざ写真とか見せて「この2人似てない?」とか尋ねて回る話でもないし、何年もひとり悶々としてたんだもん…。
そして前の晩に久しぶりで生で見て、やっぱり似てる!と思ったんだもん…。

f:id:crescentagency:20180606151507j:plain

前日のCafe Instanbulの写真ですが…髭時代のカレン捜査官に似てませんか??


私は人の顔を覚えるのがかなり苦手で、対策として無理やりにでも似てる人と結びつけて覚えようとする、ということをついやってしまいがちです。でも、もともと顔の認識が苦手な上に多少強引にでも結び付けるので、私の「似てる」はアテにならないと昔からよく言われるし、「○○さん(有名人)に似てる」というのは、気にされてる場合もあったりで失礼な質問になるおそれも結構ある。
でもクリス・オドネルさんはイケメン俳優で通ってるから大丈夫かな…アーロンおじさんも思った以上にフレンドリーだし…ていうか、今このタイミング逃したらもう次ないかもしれない!ということで、ついつい訊いてしまいました。
結果として、「あー、時々言われる!」と笑顔で答えてくれたので、ホッとしたと同時に長年悶々としていたのがようやく晴れました。
ああ、ニューオリンズ来てよかった…。(そこ?)
アーロンさんええ人や。「今回は4年ぶりのニューオリンズだったけど、次は4年も待たないよ! また次も絶対HISB観に来るからね!」と約束してお別れしました。向こうはきっともう忘れてると思うけど、必ず実行するよ!

そういえばカリフォルニア州から来たという青年が私のTシャツ見て「HISB僕も大好きなんだけど、それどこで買ったのっ?!」とすごいテンションで声をかけてきました。昨日のCafe Istanbulの物販だよーと教えてあげたら昨日のライブの存在を知らなかったらしく、しかも今日も遅刻してしまったとかで「ずるい~~!」と悔しがられてしまった。知らんがなっちゃ知らんがななんですが、そういうファンの人初めて見たのでなんか嬉しかったです。