Jazzfest 2018, May 3 #2

シリルさま終了後は暑さでぐったりしながらも幸せな気分でBlues Tentへ。Joe Krown Trioです。
Joe Krown Trioといえば、ギターはウルフマンさんでドラムはラッセル…ん?あれ?? ドラマーさん違う人だ。
どうやらRoadmasters(ウルフマンさんのバンド。NCISニューオーリンズのS2~S3の間にキングが一緒にライブツアーした人たち)のWayne Maureauさんという方なようです。

えーー。

Funky Metersを素行の悪さでクビになったとか、以前から色々そういう話をよく聞くラッセル、かなりの問題児(というか問題おじさん)のようだけど、遂にあの温厚そうなジョー・クラウンさんにまで切られちゃってたのか。今どうしてるんだろう。ざっと調べた感じ、とりあえずRussell Batiste & Friends名義では一応活動してるみたいだけど。
私はオリジナルミーターズ原理主義というかジガブーさま信者というかなのでラッセルはつい比べちゃって色々あれなんですが、なかなかどうして、すごくいいドラマーさんだと思ってます(Russell Batiste & Friendsのアルバムもとても好きだし)。彼の活躍の場が大幅に減ってしまったようで残念です。
…でもなぁ。あれだけ適当な人が多いニューオリンズで、素行が悪くてあちこちで解雇されるって、よっぽどなんだろうな。。
まあ、今後も動向チェックしてたら、どこかでひょっこり名前出てくるかもしれません。

そんなこんなでラッセル不在の衝撃はあったものの、シリルさまのライブと暑さでだいぶぐったりした身体に心地よい演奏、座ってまったり楽しませていただきました。

 

Joe Krown Trio終了後、そのまま15分だけWalter Wolfman Washington with Ivan (Neville), Stanton (Moore), and James (Singleton)。
ずいぶんな豪華メンバーでたった15分て…と思ったら、ウルフマン氏新作の宣伝ミニライブだったみたいです。
しかし謎だったのが、わずか15分のステージの半分くらいの時間が、ウルフマンさん&アイヴァン(敬称略)2人だけの演奏だったこと。ドラムとベースの無駄遣い…。

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黒服にB3の通常運転アイヴァン(敬称略)。左後ろも通常運転な感じのスタントン先生

 

てなわけで、ちょっぴり拍子抜けな思いもありつつ、終演後は少し外に出てブラブラし、ありえない巨大サイズのレモネードを調達してBlues Tentに戻る。
Blind Boys of Alabamaです。
ところで開演前、「こんなに飲めるか!」な巨大なレモネードカップを抱えて途方に暮れながら座っていたら、隣に座るおじさんに「それレモネードだよね? どこで買ったの?」と。「すぐ近くに売ってますよー」と場所を教えたら、おじさんは「さんきゅー!」とそのまま出かけ、お連れの分と2つ買って戻ってきたので「え…2人で1杯でシェアすれば十分じゃね??」と思っていたら5分くらいでほぼ飲み干してました…。そうか、アメリカ人的にはあのサイズでいいのか。そうだったのか…(いまさらカルチャーショック)。
私は3分の1が限界、残りは冷え冷えのカップを額や首に当てて涼を取り、処分させていただきました。この国では「食べ物を残しちゃいけない」とか言ってられない。

Blind Boys of Alabamaはお茶目で元気なおじいちゃんたち。さすがに立ちっぱなしというわけではなかったものの、十分パワフルで声も良く出ており、会場すごく盛り上がってました。入場するときはちょっと足元おぼつかない感じだったんだけど、スイッチ入って元気いっぱいでした。
ただ、ほんとにすごく楽しくていいライブだったんだけど、途中で離脱。

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Blues Tentに飾られていた写真